お掃除機能付きエアコンの分解で外す部品

お掃除機能付きエアコンは、前面パネルの内側に、フィルターを自動で掃除する仕組みが入っています。当店ではこの仕組みを外してから、通常タイプと同じ手順で内部を洗います。
フィルター掃除ユニット
フィルターの手前に付いた、お掃除ロボットとも呼ばれる部品です。フィルター掃除運転で取ったホコリを、ダストボックスに集めます。通常タイプより分解に手間がかかるのは、この部品を外す工程が加わるためです。
ダストボックス
ユニットがかき取ったホコリをためておく箱です。ユニットと一緒に本体から外し、たまったホコリも片付けます。
前面パネルとフィルター
通常タイプと同じく、前面パネルとフィルターも外して洗います。外した部品は、お風呂場かベランダをお借りして洗います。
自動で掃除される範囲と残る汚れ
お掃除機能が自動で掃除するのは、主にフィルターです。ダイキンは、フィルター掃除運転でたまったホコリがダストボックスに集まる仕組みだと説明しています。熱交換器など、それ以外のエアコン内部の掃除は、専門の業者に任せるよう案内しています。
当店も、多くのお掃除機能はフィルターの掃除を主な対象にしていると考えています。熱交換器や送風ファンに付いたカビは、自動の掃除では落とせないことが多く、お掃除機能付きでも定期的なクリーニングをおすすめしています。自動で掃除される範囲は機種によって違います。
メーカーと機種で異なる内部の構造
ダイキンは、自動掃除機能付きのエアコンについて、メーカーや機種によって内部の掃除の仕組みや構造が大きく異なると注意しています。お見積もりで型番を伺うのは、お受けできる機種かどうかを作業の前に確かめるためです。
ダストボックスの手入れの目安
自動で掃除する機種でも、ダストボックスにたまったホコリは人が捨てる必要があります。ダイキンの案内では、お掃除ランプが点滅したときが手入れの時期で、目安は約3年〜10年です。シャープは、フィルター自動掃除運転を使っている場合でも、エアーフィルターの手入れは6カ月に1回を目安としています。
「内部クリーン」とお掃除機能の違い
リモコンにある「内部クリーン」は、フィルターを掃除する機能とは役割が違います。パナソニックは、冷房中の結露でたまった水分を乾かすことがカビ対策になるとして、内部クリーン機能があれば使うよう勧めています。この機能がない機種では、冷房のあとに送風運転を3〜4時間行って内部を乾かす方法を挙げています。
ただし、乾かすことと、すでに生えたカビを落とすことは別です。パナソニックは自社の内部クリーン運転について、生えてしまったカビを取り除く機能ではないと注記しています。お掃除機能と内部クリーンの両方が付いた機種でも、熱交換器や送風ファンに付いたカビは、洗って落とすことになります。
作業時間が長くなる理由

お掃除機能付きの作業時間は、1台約2時間30分が目安です。通常タイプの約1時間30分より、1時間ほど長くかかります。ユニットを外す工程と、洗ったあとに元どおり組み付けて動きを確かめる工程が増えるためです。
台数ごとの目安は次のとおりです。どれも設置の状態や汚れの程度で前後します。
お掃除機能付き1台
約2時間30分お掃除機能付き2台
約4時間お掃除機能付き3台
約5時間30分通常タイプ1台+お掃除機能付き1台
約3時間30分
送風ファンとドレンパンまで本体から外す完全分解洗浄を付けると、1台あたり約1時間延びます。お掃除機能付き1台なら、合わせて約3時間30分が目安です。
取り外しができない機種や、動作が確かめられない機種、異音や故障がある機種は、作業をお受けできない場合があります。対象外かどうかは、お見積もりの段階で型番から確かめます。
詳しくは完全分解洗浄をご覧ください。
お掃除機能付きの料金
料金は1台あたりの税込です。夏の繁忙期は、ここに書いた金額と異なる場合があります。
お掃除機能付き(壁掛け)
税込15,400円〜(税抜14,000円〜)完全分解洗浄(オプション)
+税込9,900円エアコン専用消臭抗菌剤(オプション)
+税込3,300円室外機の洗浄(オプション)
+税込3,300円
たとえば、お掃除機能付き1台に完全分解洗浄を付けると、税込25,300円〜になります(例)。家庭用を2台以上まとめて頼む場合は、台数に応じた割引があります。
詳しくは複数台の割引をご覧ください。
料金のタイプを取り違えないために
通常タイプとして予約したエアコンに、当日になってお掃除機能が付いているとわかると、料金も作業時間も変わってしまいます。そのため、お掃除機能付きの場合は必ず事前にお知らせください。
見分ける手がかりは3つあります。前面パネルを開けて、フィルターの手前にお掃除ロボットとダストボックスがあるか。本体の奥行きが厚めか。リモコンに「フィルター掃除」「手動掃除」のボタンがあるかです。「内部クリーン」のボタンは、お掃除機能とは別のものです。判断がつかないときは、写真で当店が確かめます。
お掃除機能付きでもご自分で続けたい手入れ
クリーニングのあとも、ダストボックスのホコリ捨てはご自分で続けてください。ダイキンの案内では、ダストボックスを外してホコリとダストブラシの汚れを掃除機で吸い取り、水洗いした場合は日陰でよく乾かします。
ご自分で手を付けないでほしいのは、ユニットの奥にある熱交換器です。ダイキンは、内部の金属部分には手を触れないよう注意しています。けがや機器の変形の原因になるためです。市販の洗浄スプレーを内部に吹き付けることの危険は、カビと臭いのページで説明しています。
詳しくはエアコンのカビ・臭い対策をご覧ください。
