防カビ・消臭抗菌の仕上げを行う順番

仕上げ剤は、エアコンを洗い終えてから使います。ダイキンの解説にあるとおり、カビはホコリを栄養にして育ちます。先に洗浄でホコリと汚れを落とし、そのあとで仕上げ剤を吹き付けます。当店の作業の流れでは、次の順番になります。
- 1前面パネルとフィルターを外し、まわりを養生する
- 2熱交換器に洗剤を塗り、高圧洗浄ですすぐ
- 3外した部品を洗い、本体とダクトの内側まで水気をふき取る
- 4防カビ・消臭抗菌の仕上げ剤を吹き付ける(オプション)
- 5部品を組み立て、運転して動作を確かめる
現場の状況によっては、この流れが変わる場合もあります。
詳しくはエアコンの分解洗浄をご覧ください。
「抗菌」と「防カビ」の違い
どちらも似た言葉ですが、相手にするものが違います。抗菌製品技術協議会(SIAA)の説明は次のとおりです。
抗菌
製品の表面で、細菌が増えるのを抑えること。菌を一時的に死滅・除去する殺菌や除菌とは区別される防カビ
特定のカビが育つのを抑えること
つまり、抗菌は細菌、防カビはカビが対象です。また、どちらも「増えるのを抑える」ことを指し、すでに生えているカビを取り除く言葉ではありません。エアコンの中に生えたカビを落とすのは、仕上げの前に行う洗浄の役目です。当店の仕上げ剤は、防カビ・防臭・抗菌を目的としたエアコン専用のものです。
SIAAは、抗菌や防カビの加工をした家電製品の例に、エアコンフィルターも挙げています。JIS(日本産業規格)では、加工していない製品の表面と比べて細菌の増え方が100分の1以下なら、その製品に抗菌効果があると定めています。これは加工製品についての基準です。当店の仕上げ剤は、そうした加工とは別に、洗浄のあとで内部に吹き付けるものです。製品の表示にある「抗菌」と、作業の仕上げの「抗菌」を同じものと考えないようご注意ください。
仕上げ剤に期待できることと限界
消臭抗菌剤には、カビの再発を抑える効果が期待できます。ただし、効き目は部屋の湿気や使い方によって変わります。
臭いについても同じです。カビ臭さの主な原因は、熱交換器や送風ファン、ドレンパンに増えたカビで、まずは洗浄でそれを流します。人の汗やタバコのヤニ、油、芳香剤、ペットによる臭いが内部の素材に染み込んでいると、洗浄と仕上げ剤を合わせても取りきれない場合があります。臭いを理由にした再施工はお受けしていません。
詳しくはカビ・臭い対策をご覧ください。
仕上げのあとに続けたいカビ対策
パナソニックの解説では、冷房を使ったあとのエアコンの中は、結露の水分がたまってカビが育ちやすい状態です。日立は、内部を乾かすとカビの発生を抑えられるとして、次の目安を挙げています。
冷房や除湿のあと
送風運転で約1時間使い終わる季節の前
送風運転で半日(約6時間)ほど
機種によっては、運転を止めたあとに自動で内部を乾かす機能があります。名前や動き方はメーカーと機種で違うため、取扱説明書で確かめてください。お掃除機能のないエアコンなら、フィルターの掃除も2週間に1回を目安に続けると、カビの栄養になるホコリを減らせます。
防カビ・消臭抗菌の仕上げの料金
消臭抗菌剤の仕上げ(オプション)
+税込3,300円/台(税抜+3,000円)通常タイプ1台に仕上げを付けた場合
8,800円+3,300円で税込12,100円〜例:お掃除機能なし1台+完全分解洗浄+仕上げ
税込22,000円〜
夏の繁忙期は料金が異なる場合があるため、ご依頼の時期の金額をお見積もりでお伝えします。仕上げを何台に付けるかは、台ごとに選べます。
詳しくは完全分解洗浄をご覧ください。
